お休みどころ

こころの相談活動を作り続ける
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2019年10月日録3

10/16(水)   地域産業保健センターの産業医として、3つの事業所を訪問した。下水処理関係やコンクリート製造関係の事業所だったが、従業員の数も事業所の広さもさまざまで、「地域には自分の知らない仕事がたくさんあるんだ」と感じた。従業員が50人以下の事業所では産業医を専任する義務がなく、産業医が支援に入れる機会はほとんどない。また従業員の健康管理をどのくらいするかは、事業所によってかなり温度差があるのが実状だ。産業医の訪問を依頼してくださる事業所はありがたい。「来てもらって良かった」と感じていただけるように、産業保健の実践的な知識を持たないといけない。
10/18(金)   息子の響が「危険生物」にはまっている。特にクモやワニが好きだ。毒ヘビにも関心があるので、実際に見せてあげたいが、爬虫類の展示は動物園でも比較的少ない。情報を探していると、群馬県に「ジャパン・スネークセンター」があることがわかった。ホームページを見てみると、響の好きなブラックマンバなど珍しい毒へびも展示されているそうだ。また『ヘビの世界』(発行:日本蛇族学術研究所、2005年)という冊子も注文できるそうなので、さっそくホームページに書き込んで注文した。すると4歳の子どもには『ヘビのひみつ』(著:内山りゅう、ポプラ社、2009年)の方が合うのでは、とアドヴァイスをくださった。応対の丁寧さに感銘を受け、『ヘビの世界』も注文した。学術的な内容になっているが、響は喜んで持ち歩いている。ヘビ好きな人たちの熱いサークルがあるんだと知った。いつかスネークセンターに響を連れていってあげたい。
10/19(土)   やすみが朝の7時過ぎに小学校に出発する。僕は近くまで送りに行くが、響としずくもいっしょに行くようになった。そのまま近所を歩いて、朝の散歩にしている。ミンキーという人懐こい犬を撫でたり、ジョロウグモの巣を見つけたりしている。栗園で収穫しているおじいさんから、子どもたちが栗の実をいただいたこともあった。きつい登り坂が帰りにあるのだが、響は僕に競争しようと言ってくる。走りは決して速くはないが、ずいぶん体力がついた。毎日のささやかな散歩だが、近所の人たちと顔なじみになれたり、得るものが大きい。散歩には運動になる以上に、地域とつながる効果がある。
10/21(月)   美紗さんのお姉さん宅に遊びに行かせてもらった。お姉さん夫婦は共に子ども好きで、やすみたち3人をかわいがってくださる。子どもたちにとって、いっしょに遊んでもらえる大人の存在ほどうれしいものはないし、親にとっても非常にありがたい。普段会わない人と遊ぶなかでこそ、社会性が育つからだ。
   翌日にはお姉さんといっしょに鹿児島市の「平川動物公園」に出かけた。響がワニやカバを見れてとても喜んでいた。ただ動物を見ること以上に、美紗さんのお姉さんといっしょに楽しいことをしたということがうれしいようだった。家族だけで動物園に行くのとは全く違う。いっしょに遊んでくれたり、見守ってくれる大人がいてこそ、子どもたちは成長できるのだろう。
10/30(水)   市町村のこころの相談と認知症初期集中支援チームに参加した。どちらも保健師さんと相談しながら困難事例に取り組むのだが、これが自分の原点なんだと思う。困ったケースの支援に取り組むと、自然といまの支援システムの限界が見えてくる。そうすると「こうなればいいのだが」という理想の未来像も見えてくる。難しいケースに当たれば当たるほど、知恵が湧いてくる。未来に向けて少しずつでも踏み出すためには、困難事例と出会うことが必要だ。

 

写真10   多良木町の公園で他の子と遊ぶ子どもたち。みんなで協力して大きな石を土のなかから掘り出した。

 

写真11   人吉市の村山公園にて。子どもたちは高い斜面を登れるようになった。

 

写真12   朝の散歩。人吉市の中心部を見下ろせる。

 

写真13   『ヘビの世界』(発行:日本蛇族学術研究所、2005年)。「ジャパン・スネークセンター」に注文すると送ってもらえる。学術的な内容がわかりやすく書かれている。

 

写真14   鹿児島県鹿児島市の「平川動物公園」にて。モイスチャーミストの前で遊ぶ子どもたち。

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