お休みどころ

こころの相談活動を作り続ける
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2019年7月日録4

7/23(火)   昨日から響の頭痛と発熱がひどくなっていた。小児科に行くと採血検査でCRPが高かったので、総合病院に紹介された。総合病院ではひとまず抗菌薬で経過を見るとの判断だったが、状態が悪化すれば入院の可能性があるということだった。週末から関西の僕の実家に家族で行く計画を立てていたので、「なんでこの時期に発熱するか」と思い、頭が真っ白になった。幸い解熱したから良かったが、悪化する可能性もあった。子どもが病気をすると親は疲弊する。
   夜に子どもたちが通っている「さざなみ保育園」の先生たちへの研修に行った。普段お世話になっている先生たちに講演するので、立場が逆転したような奇妙さがあった。先生方が熱心に聞いてくださるので、いつも以上に脱線が多くなった。でも脱線というのはその場で1回限りの即興演奏のようなものであり、聞き手と話し手が一体になって初めて生じる。脱線にこそ講演の命が宿るのではないか。
7/25(木)   庭の草刈りや庭木の剪定をお願いしている坂田さんが、裏庭の木にクワガタがいるよと捕まえてくださった。そこで美紗さんは子どもたちのためにクワガタを飼うことにしたが、「オス1匹だけでなくメスもいたらいいのに」と思った。美紗さんの案で夜に裏庭の木を見に行ってみると、カブトムシが2匹もいた。あまりに身近なところにカブトムシがいたので驚いた。他にも近所の栗の木などを探してみたが、見つからなかった。剪定した木から樹液が出るので、それに集まってくるようだ。子どもたちはカブトムシを触ったりして非常に喜んだ。虫と触れあえる機会が多いことは、田舎に住んでいる良さだろう。
7/27(土)   僕は地域の医療機関が取り組めていない分野を発見して取り組むところがある。最近取り組んでいるのがてんかんの診療だ。何年も悩んできたケースがいくつもてんかんだったことがわかり、ビックリしている。てんかんはけいれんだけでなくさまざまな症状を伴うが、幻覚・妄想・うつ・解離・不機嫌など精神面の症状を示すことも多い。発達症にはてんかんが合併しやすいので、診る機会が多くなった。てんかんについても地域の二次医療機関になれたらと思う。
7/28(日)   フリースクール「学びの杜学園」の親の会に参加した。早期療育の専門家のお話のあとに、僕は発達症の二次障害をテーマにお話した。参加者は多彩で、不登校の子をもつ親の他にも教員を目指す学生や医学生、ソーシャルワーカーなども来られていた。いまは教員不足が深刻だが、真剣に学ぶ若い人たちの姿を見ると励まされる。教育と療育・福祉・医療といった周辺分野との垣根は低くなってきている。
7/30(火)   長年の友人Uさんに誘ってもらい、互いの子どもを連れて食事をした。Uさんは新しく見つけたバーベキューのできる公園でごちそうしてくれた。Uさんとは大した話はしなかったが、互いの生き方の方向性を確認した感じがある。僕よりも鋭く実験精神が強いUさんは、どこにいても社会の課題を見つけ出さずにいないところがある。鋭すぎて空回りしないかが心配なところだが、自分の生活の現場から変革しようとしている。Uさんと会うと「もっと挑戦しなさい」という励ましをもらう。

 

写真13   庭でつかまえたカブトムシとクワガタを飼育箱に入れた。

 

写真14   フリースクール「学びの杜学園」の親の会の勉強会。多彩な参加者があり、主催者の熱意を感じた。

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