お休みどころ

こころの相談活動を作り続ける
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2019年3月日録2

3/9(土) しずくが急に泣き出したと美紗さんから電話があった。顎が痛いようだという。僕はちょうど夜勤が終わるところだったので、かかりつけの小児科に連れていった。耳下腺の腫れはあったが、おたふく風邪ではないとのことだった。小さい子どもは急に状態が悪化しやすいから、ハラハラさせられる。
   「かかりつけ医等発達障がい対応力向上研修」に主催者側で参加した。専門医が診療してある程度状態が落ち着いた方などを、かかりつけ医にフォローしていただけるようにしたいというのが研修会の趣旨だ。背景には発達症の問題に関われる小児科や児童精神科が圧倒的に不足している現実がある。専門機関だけではパンクしてしまうので、もっと幅広い医療機関に関わっていただく必要がある。専門的な医療機関は都市部に集中していることが多いので、特に地方では診療できる医療機関を増やしていくことが必要だ。県単位で見た場合、医師の配置は大学病院の事情に左右されやすく、人々のニーズとずれてしまいやすい。僕自身はあくまでも人吉球磨の人々のニーズを優先して考えていきたい。
3/10(日) 熊本市にある「水の科学館」に出かけた。一般的な水の科学よりも、「熊本市の人たちが飲んだり使ったりする水」についての情報にしぼって展示してある。熊本市は地理的に阿蘇山に近い。阿蘇に降った雨が地下水になって、数十年後に井戸水として利用されていることがよくわかる。生活排水を川や海に戻すのにも、莫大な量の水が必要なこともわかる。水は生活にもっとも必要なもので、水の貴重さをもっと意識しないといけないのだろう。
   やすみの希望で映画『ドラえもん  のび太の月面探査記』(八鍬新之介監督、2019年、日本)を観た。「ドラえもん」と言えば、僕が小さい頃からズッと続いているアニメだ。映画もたくさんあり、僕も以前にも観たことがあるが、おもしろかった記憶がある。今回もそう感じたが、ドラえもんの映画はアニメの延長というよりも、普遍的な英雄神話になっている。ただ主人公の「のび太」が強い英雄ではなくて、「みんなが助けたくなる存在」であるところが、おもしろいところだ。人から応援されるということが、もっとも強いことなのだろう。
3/12(火) お休みどころで子どもと成人の発達症の相談を受けた。どちらももう少し早く特性がわかっていたら、もっと対策を打てただろうにと思わせるケースだった。特性を正しく把握しないと、対人職(特に営業職)など自分に向かない進路や職業を選んでしまいやすい。発達症の人は一般の人以上に得意不得意の差が激しいので、進路選択が通常以上に重要になる。人の向き不向きを考えたり、潜在力を見抜いたりする役割が、ますます重要になると思う。

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