お休みどころ

こころの相談活動を作り続ける
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2018年11月日録4

11/23(金)   九州金魚大博覧会に行ったあとに、子どもたちを遊ばせようと近くの「大牟田市動物園」に行った。規模は比較的小さな動物園なのだが、子ども連れの家族で非常に賑わっていた。特殊な動物が多いわけではないと思うが、未知の世界を探検するような作りになっていて、自分が主体的に楽しめる。現代では受け身で動物を見るだけよりも、歩いて調べながら見る方が喜ばれるのだろう。「知識よりも体験」が現代の流れなのだと思う。
11/25(日)  美紗さんの実家に子どもたちを連れて遊びに行った。娘のやすみは、朝からいとこのこはるちゃんといっしょに遊べてはしゃいでいた。ところがやすみとこはるちゃんが公園で遊んでいると、こはるちゃんの近所の友だちが遊びに来た。こはるちゃんは迷いながらも、近所の友だちと遊んだので、やすみはひとりぼっちになってしまい大泣きした。3人いれば必ず「1人の人を2人が取り合う」という問題が起きるが、やすみには初めてだったのだろう。成長するということは、つらいことを経験するということなのだと思った。
11/27(火)  地域の看護師さんたちの研修会で、看護職員のメンタルヘルスについて話した。看護師はストレスの多い立場だ。患者さんや家族と直接接しないといけないので、人とのやり取りが得意でないといけない。また治療や支援のコーディネート役をしているので、職種間や部署間で意見が割れる時などには、難しい調整を担わないといけない。医師からのパワハラ的な対応に耐えないといけないこともある。衛生委員会のような職員の健康を守る枠組みがない事業所が地域には多いので、そこに届く支援の仕組みを作っていけたらと思った。
11/28(水)  久しぶりにお休みどころで相談を受けた。医療や支援に乗りにくいケースだった。最近は僕が地域支援の公的な枠組みに参加することが増えたので、お休みどころで直接相談を受けることはほとんどない。でもどんなに支援体制が整っても、どこにもつながらないケースは残るので、最後の相談窓口としてお休みどころは残しておこうと思った。
    小学校の職員研修に招いていただいた。以前僕が困難事例の支援をいっしょにしていた方が校長なので、久しぶりにお会いできてうれしかった。校長が困難事例の対応に熟知していれば、現場の先生が困っているときにすぐにバックアップできる。教頭や校長になる前に、教育事務所などで難しいケースの支援に当たれる流れがあれば、学校での支援もうまくいくのではないか。
11/29(木)   発達症勉強会の講師として、赤ちゃんポストを慈恵病院で実践している蓮田健さんをお招きできた。産婦人科はお産に立ち会う立場なので、悲惨な虐待ケースに遭遇することが多い。妊婦相談や赤ちゃんポスト、子ども食堂など子ども支援に多面的に取り組まれる志に、参加者は感銘を受けていた。
   精神科の立場からすると、産婦人科は妊産婦の段階から虐待予防の支援をできるのでうらやましい。一方で産婦人科の立場からすると、精神疾患を持つ妊産婦の対応に困っているし、お産の時期を過ぎたケースの支援をつなげる先が必要だ。産婦人科と精神科が互いに協力していけば、子ども支援のバトンリレーができるだろう。

 

写真12〜14は福岡県大牟田市にある「大牟田市動物園」で撮った写真です。


写真12   やすみと響はボールニシキヘビに触ることができた。

 

写真13   葉っぱを食べるエミュー。

 

写真14   動物園の一角が遊園地になっていた。   

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