お休みどころ

こころの相談活動を作り続ける
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2018年11月日録1 

11/1(木) 美紗さんは友人の着物の先生に教わりながら、娘のやすみの七五三の着付けを練習している。美紗さんは自分で着物を着るのはすでにできるので、やすみに着せるのも簡単なのだろうと僕は思っていた。でも自分で着るのと、人に着せるのとでは、全然違うのだそうだ。美紗さんがためしにやすみに着せてみたが、着物がダブダブだったり、やすみがジッとしていられなかったりして、大変そうだった。着物は着せ方ひとつで気品が変わったりするそうで奥が深い。やすみに着物を自分で着せてあげたいというのが当初の美紗さんの願いだった。何年もかかって準備して、もうすぐ本番が来る。毎日子どもが寝たあとで美紗さんは練習している。 
11/3(土) 吉田病院の文化祭である「紅葉祭」が開かれた。18歳で高次脳機能障害を患い、その後歌手として活動してきた一ノ瀬たけしさんが歌を歌ってくださり、障害を受けとめて強みを活かして生きていく姿勢に感銘を受けた。子どもたちがたくさん来てくださり、キッズコーナーやスタンプラリーが大人気だった。精神科病院の文化祭というと地味なイメージがあるが、子どもたちの笑い声が響き渡る明るいお祭りになった。多くの人に病院に足を運んでいただき、親しみを持ってもらえたらうれしい。地域に開かれた病院になっていければすばらしいと思う。
11/4(日) 熊本県こども総合療育センターの療育公開講座「発達障害の人の就労支援」(梅永雄二)に参加した。発達症を持つ人たちの就労支援に長年取り組んできた方のお話で、非常に勉強になった。僕の印象に残った要点は以下のとおりだ。\人の発達症で支援を受ける対象は、自閉スペクトラム症の人が圧倒的に多い。発達症の人は就職もできにくく、かつ就職できても続きにくい状況にある。B狄Δ忙蠅詬由は業務能力ではないことが多い。むしろ業務自体は平均以上にできる人も多い。だ験茱螢坤燹κ歙供ΠЩ◆Υ蔽韻並仗邑鯲・金銭管理といった日常生活の基本的な活動能力(ソフトスキル)に課題があり、トラブルになることが多い。タ場の同僚や上司に発達症について知ってもらうことが有効。構造化や環境
調整も有効。 
11/6(火) 娘のやすみ(5歳)と響(3歳)の七五三だった。美紗さんはやすみの着物を自分で着付けられるように、ずっと前から練習してきた。事前に着付けをしてみたときには、やすみがジッとできずに動いて、うまくいかなかった。でも本番では美紗さんのお母さんに助けてもらったこともあり比較的スムースに着付けができた。美容師さんにヘアメイクをしてもらうと、やすみも響も普段よりずっと年上に見えるので驚いた。鹿児島市の神社に出かけたあとに、写真屋さんで写真を撮ってもらった。特別なことをするわけではないのだが、子どもたちの成長の1段階を迎えられたことがありがたかった。

 

写真1   娘のやすみの七五三の着物。美紗さんは着付けを学んで練習してきた。

 

写真2   球磨村にある「一勝地(いっしょうち)温泉 かわせみ」のレストラン。谷間の傾斜地にあり、向こう側の山がよく見える。

 

写真3   近くを散歩した。傾斜地に石垣を組んで段々畑や田んぼが作られてきたことがわかる。

 

写真4   熊本県こども総合療育センターの療育公開講座「発達障害の人の就労支援」(梅永雄二)が開かれた八代市鏡文化センター。

 

写真5   やすみと響の七五三。美紗さんは以前から着付けを練習してきた。

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