お休みどころ

こころの相談活動を作り続ける
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フリースクール「学びの杜学園」での面談 2018年11月25日(日)

   フリースクール「学びの杜学園」は不登校の子どもたちが通える学習の場です。鹿児島県日置市の廃校(いまは公民館になっている)を借りて、代表の江口直美さんが運営しています。一般のフリースクールと比べてしっかりした教育体制があるところに特色があります。また外部講師の協力が豊富で、通常の勉強に加えて、社交ダンス・活け花・津軽三味線・農作業など体感型の学習を取り入れているところも特色です。不登校の子どもが登校できるようになると学園を卒業するので人数の変動がありますが、数人から十数人くらいの子どもたちが通っています。中学生が中心です。
   僕は学園の設立時から手伝っていますが、当初はすべてが手探りだったこともあり、学園を訪問したり、合宿に参加したり、生徒や保護者と面談したりする機会がときどきありました。受診したり入院したりする生徒さんもありました。その後学園の運営が軌道に乗り、次第に僕の関わりも少なくなりました。
   ところが最近また学園をお手伝いすることが増えてきました。学園を訪問して生徒さんたちと話したり、教育者向けの勉強会をしたりです。そして今度は保護者面談の依頼があったので、出かけました。僕が遠方にも関わらず行きやすいのは、美紗さんの実家が鹿児島市なので、美紗さんの実家に滞在しながら行けるからです。
   家族面談は4組でした。3時間取っていたのですが、予定よりも1時間オーバーしてしまいました。家族面談は白熱しやすいですので、やはり今度からは1組1時間を取らないといけないですね。
   面談や学園からの相談を通して感じたことを以下に列記します。
  南日本新聞の一面で取り上げられたこともあり、鹿児島県内のほぼ全域から生徒さんが集まっている。
  発達症の比較的重い生徒さんも増えている。
  家族背景に課題のあるケースも増えている。
  結果として教育支援だけでなく、医療的な支援、そして福祉的な生活支援のニーズが高まってきている。
   福祉的な生活支援を行うためにはスクールソーシャルワーカーの力が必要です。いまは江口さんが一人でなんでもされていますが、教育者と支援者は分けないと、うまく支援が進まないです。多職種で役割分担をしながら関われる体制づくりが求められています。
   このソーシャルワークの部分が以前から学びの杜学園の弱点でした。協力者を探すことが当面の課題になると思います。直接的に支援をしなくても、ケースごとに課題を整理して介入の焦点を定めるだけでも助かります。豊富な経験を持つスクールソーシャルワーカーの方が参加してくださるとありがたいです。

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