お休みどころ

こころの相談活動を作り続ける
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2018年6月日録1

6/3(日) 精神科の患者さんには便秘に悩む方が多い。病気そのものでも便秘になるし、精神科の薬にも便秘を促進するものが多い。たいていの方は下剤を出せば改善する。でも長年にわたって強い精神薬を飲んでいる方などの場合、腸が緩んでしまっていて、なかなか下剤が効かないことがよくある。多数の下剤を出しても改善せずに困っている方に、腸内ガスを減らす薬が効くことが何回かあった。腸内ガスも慢性便秘をもたらす要因のひとつなのだろう。便秘が改善することで患者さんの精神状態が改善することもある。便秘の治療は古くて新しいテーマだ。
6/5(火) 市民健診を受けに行った。近くの総合病院の健診センターには朝早くから大勢の人が集まっていた。身長・体重・採血・視力・聴力・・・と流れ作業で進んでいく。おもしろかったのは、受診者をさばくスピードが職員によって明らかに違うことだ。流れ作業と割り切ってドライに接している人は手早い。健診現場をスムースに回すことに集中しているのだろう。一方で1人1人の話をていねいに聞いて、問題点の発見につとめている人は遅い。遅いのだが受診者の健康を第一に考えてくれていることがわかる。
  どちらの考え方も大事なので難しいが、利用者の立場に立ってみれば、速く回してくれる方がありがたい。待たされると疲れるからだ。それに健診は広く浅く見ていくための活動なので、詳しく把握できなくても仕方がない面がある。その意味では、質よりも量が求められる現場なのだと思った。
  現場によって利用者のニーズは違う。僕が働いているのは地域の専門病院の外来なので、見落としは許されないが、数をさばくことも求められている。質と量を半々ぐらいに考えないといけないのだろう。普段僕は時間がかかってもていねいに患者さんと関わることを重視しているが、それだけではなく、「速くこなしてお待たせしない」ということも意識しないといけないのだと思った。
6/6(水) 息子の響については、以前から発達症があるのではと心配してきた。最近でもささいなことにこだわって大泣きをしたり、まだ1歳である妹とおもちゃを取り合って押し倒したり顔を蹴ったりすることがあった。響を見ていると、言葉でうまく言えずに、思い通りにならなくてイライラしているように見える。状況もうまくつかめないので、結果的にずれたことをして怒られてしまう。響のペースに僕たちも合わせないといけないのだが、姉や妹もいるのでどうしても同じ基準で判断してしまう。「響には違いがあると思って接してあげないといけないんだね」と美紗さんと話した。できるだけ誉めてあげたい。
  娘のやすみがテレビコマーシャルを見て泊まりたいと言っていた大分県別府市の「杉乃井ホテル」に泊まった。大きなビルがいくつもある作りになっており、入り口や駐車場、受付は混雑していた。職員の人に聞くと、この日も1800人以上が泊まっているのだそうだ。ただ不思議なことには、館内では1800人がいるような混み具合を感じなかった。食事や温泉だけでなく屋内プールや温水のスパ、イルミネーションなど見所が分散されているせいなのか、それとも他の理由があるのか。よくわからなかったが、混雑を解消する仕組みが何かあり、それが利用者の満足につながっている気がした。

 

 

写真1 杉乃井ホテルの「キッズランド」で遊ぶ子どもたち。

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