お休みどころ

こころの相談活動を作り続ける
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2017年6月日録1

6/2(金) 精神科医療に期待される範囲は広がってきていて、地域ではさまざまな新しい相談がある。病院のなかにいると地域ほどには変化を感じないが、最近では「いままでに経験したことがないケースの相談」というのがやはり病院でも増えている。身体科病院からの依頼であったり、低年齢の子どもについての相談だったり、職場のメンタルヘルス問題など、複雑な背景を持つケースだ。対応は手探りになるが、「うちでは関われません」と断って何もしないよりはずっといい。病院スタッフも「できるだけ断らずに、自分たちにできる関わり方を探す」という考え方に頭を切り換えていく必要があるのだろう。 
6/6(火) 鹿児島市の美紗さんの実家に行くたびに、やすみは「かごしま水族館」に行きたがる。大人からすれば「またか…」という感じだが、何度行ってもおもしろいらしい。また館内の展示を覚えている僕にとっても、たしかに新鮮だ。特に鹿児島の海に多い生き物の展示がおもしろい。深海生物だったり、クラゲだったり、高温のなかで生きられる生物だったりする。現代ではただ漠然と世界の魚たちを紹介するだけではお客さんを満足させることはできず、水族館にも個性が求められる。かごしま水族館のスタッフがしている海の調査や地域の生物保護の活動などの紹介が、僕には特におもしろく思えるし、そこがやすみを惹きつける理由ではないかと思う。
6/11(日) お休みどころでの相談があった。病院での診療と違い、精神疾患の側面からだけではうまくアプローチできない問題が多い。家族関係だったり、経済的な問題だったり、就学や就労についての問題だったりする。いずれも僕は専門にしているとは言えないので、大まかな整理をすることまでしかできない。なのでお休みどころでの相談活動に求められるのは、問題のアセスメント力なのだと思う。精神疾患だけでなく、いろんな問題に関わるなかで、見立ての力を磨いていきたい。
  教員をしている友人が「TOSS(トス)」という教育技術のスキルアップ団体に所属している。「教え方セミナー」という公開の研修会があり、「今回は絵の描き方についてなので、やすみちゃんといっしょにどうぞ」と誘ってもらった。なので家族みんなで出かけてみた。
「酒井式描画法」という指導法にそって絵を描いていくのだが、印象的だったのは講師の方の「教え好き」なところだった。やすみは集中できる時間も限られているし、取り組んだり取り組まなかったりするのだが、講師の方は諦めることもなく丁寧に関わってくださる。やすみは以前から絵をかくのが好きで、色使いのセンスがあるように見える。この日も絵筆を持つのは初めてなのに、上手に使って熱心に塗っていた。それを講師の方がほめてくださるので、やすみはますますやる気が出てくる。子どもの意欲を引き出す関わり方に、教育の真髄があるのではないかと思った。「こんなふうに教えてもらったら、自分もやる気が出ていただろうなぁ」と美紗さんも言っていた。

 

写真1 やすみはしずくのお世話をしたがる。

 

写真2〜3は人吉東小学校の校区の運動会で撮った写真です。

写真2 子どもたちはお菓子をもらえる競争に参加した。

 

写真3 美紗さんもパン食い競争に参加した。

 

写真4〜5は八代市にある公園「くま川ワイワイパーク」で撮った写真です。

写真4 斜面を利用した長い滑り台がある。でも斜面を歩いて登らないと滑れないので大変だ。

 

写真5 とうとう滑り始めた。

 

写真6 「かごしま水族館」にて。鹿児島の海のサンゴやクラゲや深海生物などをたくさん見ることができる。水族館は地域の海の生き物を守る存在でもあることがわかる。

 

写真7 携帯電話で動画を見ている響といとこの加藤颯馬くん。子どもたちは大人の目からは不思議に思えるほど動画が好きだ。

 

写真8 ショッピングモールの風船遊びではしゃぐ響。

 

写真9〜10は「TOSS教え方セミナー」の際に撮った写真です。図工の教え方の研修会で、絵を描く体験をしました。

写真9 セミナーの様子。

 

写真10 やすみは絵筆を持つのは初めてなのに、熱心に塗っていた。

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