お休みどころ

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しずくの誕生1 2017年5月2日(火)

   子どもが生まれるのも3人目となると、親の側の緊迫感も減ってきます。娘のしずくを美紗さんが妊娠してから、特に大きな問題もなく時間が経ちました。「子どもが2人のいまでさえ、家がおもちゃだらけになっているのに、3人になったらどうなるのだろう?」という点だけが心配でした。
   まだ先のことだと思っていたしずくの誕生が、急に現実感を帯びてきたのが、4月26日です。かかりつけの「河野産婦人科医院」を受診したときに、しずくがすでに3300〜3500gぐらい体重があることがわかったのです。出産予定日は5月10日でしたが、前倒しして5月2日に産む予定になりました。ちょうど5月の連休で僕も2日と3日を休めることになっていましたので、都合が良かったでした。
   それからも出産に向けての準備というよりも他のことで忙しかったでした。犬のチビを看取ったり、子どもたちを遊ばせたり、庭の草刈りや整理をしてもらったりで時間が過ぎました。
   前日の5月1日にはやすみと響を保育園に預けて、美紗さんは準備をしました。夕方から入院です。僕は仕事を後回しにして子どもたちを19時に迎えにいきました。それからは夕食を食べさせたり、お風呂に入れたりです。僕だけで子どもたちの世話を長時間することは普段はないので、やはり緊張します。下着などちょっとした物の場所がわからないのです。
   翌日の5月2日はいよいよ当日です。といっても朝から子どもたちの出かける準備でした。ごはんと歯みがきと着替えをしたら、あっという間に8時です。子どもたちが2人で走り回るので、何をするにも時間がかかるのです。
   やすみを保育園に送って、美紗さんの必要物品を取ってから、病院に行きました。さいわい出産はまだでした。子宮の張りを表す数字も100のうちまだ50程度で、美紗さんも普通に話す余裕があります。レンタルしたDVDのことなど、他愛のない話をしました。響も1日ぶりにママに会えて、ひっついています。
   陣痛促進剤(オキシトシン)の点滴の量が徐々に増えていき、13時半ごろから痛みが強くなってきました。14時半には3分おきぐらいになり、いよいよ分娩室に行くのかなと思いました。ところが河野医師の診察では、まだまだ胎児の位置が高くて、子宮口が十分に開いていない、とのことでした。夕方まで陣痛促進剤の投与は続いたのですが、結局陣痛は進みませんでした。
   後で調べてみてわかったのですが、陣痛促進剤を使っても、なかなか陣痛が強まらないというケースもけっこうあるんですね。今日出産という前提で計画していたので、想定外の状況です。僕は美紗さんに付き添って泊まることにし、やすみと響は美紗さんのご両親に家で面倒をみていただくことにしました。お産というのは、こんなに医学が発展したいまになっても、なかなか人間の思わく通りに進まないものなのですね。

 


写真1 一晩ぶりに美紗さんに会った響は美紗さんにまとわりついた。

 

写真2 痛みに耐える美紗さん。でも結局陣痛は弱まってしまった。

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