お休みどころ

こころの相談活動を作り続ける
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2017年3月日録2

3/5(日) 毎月届く『精神神経学雑誌』の2017年2月号が届いた。このなかにあった講演録「医療プロフェッショナリズム――精神医学の導きの糸として――」(宮田靖志)が非常におもしろかった。「プロフェッショナリズム」とは聞き慣れない言葉だが、意味はそれほど難しくなく、「真に優れた専門職の特性」といったことだ。なので「医療プロフェッショナリズム」とは、医師としてのあるべき姿や理想像を指していることになる。
  この講演録では医師の持つべき資質が掘り下げて考察されている。僕にとって興味深かったのは、以下の点が強調されていることだ。
倫理的・法的な側面から医療を考察できること。
社会のニーズに応えること。
混乱してごちゃごちゃした状況のなかを、小さな考察を積み重ねながら切り開いていくことができること(省察的実践家であること)。
自己変容をもたらすような学びの場があること。 
  言われてみれば「たしかにそうだ!」と思うが、いままでは思い至らなかったことばかりだ。特にスッキリしたわかりやすい仕事でなく、迷ったり揺れたりしながら考えていくことが重視されていることに感銘を受けた。日本語の「医師」という言葉の語感にとらわれずに、支援職としての医師について考え直してみる必要がありそうだ。
3/7(火) 相良村にある相良南小でストレス対処の授業をさせていただいた。いままでは基本的には中学校までしか授業をしてこなかったので、小学校でうまくいくのか心配だった。やってみた感じから言うと、小学6年生の子どもたちの理解力はかなり高いが、理屈っぽい話には食い付きが悪いと思った。要点をさらに整理して日常語でまとめることと、実例を多くすることが必要だと思った。子どもたちに語りかけるには、メッセージを絞りこまないとダメなのだろう。
3/8(水) 響を公園に連れていくついでに、美紗さんとお昼ごはんを食べに出かけた。1軒行ったがお休みで、久しぶりにカフェレストラン「Farmer's Cafe Sakuri 咲莉(さくり)」(〒8680302熊本県球磨郡錦町一武4018、電話0966380390)に行ってみることにした。初めて来た2年前にはずいぶん迷ったが、携帯のマップを使うと比較的スムースに着けた。里山の農家の離れがレストランになっているような感じのお店だ。
  店内にはレンガで組み上げた大きなビザ釜がある。素材の野菜も多くは自家製とのことで、それぞれに味わいがある。料理というのはある意味では誰にでもできることなので、そのなかで個性を打ち出すことは大変だと思う。店主の方の生き方と一体になっているからこそ、深みを感じるのだと思った。
3/12(日) 「高齢者てんかんについて――認知症との鑑別および合併」(松浦雅人)という講演の録画画像を見ることができた。てんかんの専門医である松浦さんが豊富な症例を提示しながら高齢者てんかんの診療ポイントを解説してくださっており、大変役立った。要点は以下の通りだ。
,討鵑んの発症率は小児期と老年期で高い。
高齢者のてんかんはほとんどが複雑部分発作とそれに続く二次性全般化である。
F鷦\全般化のケースは治療につながりやすいが、複雑部分発作のみのケースではてんかんと気づかれるまでに数年を要することも多い。
で知症とてんかんの合併も多い。
ス海討鵑ん薬は転倒につながりやすいので注意が必要。
高齢者は他にも病気があることが多く、多数の薬剤を飲んでいることも多い。薬剤相互作用の少ない抗てんかん薬を使うのが望ましい。

 

写真7 『精神神経学雑誌』の2017年2月号。このなかにあった講演録「医療プロフェッショナリズム――精神医学の導きの糸として――」(宮田靖志)はインスピレーションに満ちている。

 

写真8〜9は錦町にあるカフェレストラン「Farmer's Cafe Sakuri 咲莉(さくり)」で撮った写真です。


写真8 まわりは一面の田畑といった場所にある。

 

写真9 写真には写っていないが、レンガ造りの大きなピザ窯が店内にある。ピザの生地にモチモチ感がある。

 

写真10 御船町にある「イオンモール熊本」のキッズスペースにて。震災のダメージがかなり大きくて、やっと近々リニューアルオープンできるという状態だった。建物の損壊のためと思うが、通路にもお店が出ていた。それがかえって昔の市場のような感じで賑やかでよかった。

 

写真11 友人のジミーくん宅にて。薪ストーブは大量の薪を必要とするので、薪割りが大変そうだ。

 

写真12 多良木町にある公園「ファミリーパーク宇宙ランド」にて。天気がよかったので、50人ほどの子どもと大人で満員状態だった。

 

写真13 人吉市の村山公園でピクニックをした。

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