お休みどころ

こころの相談活動を作り続ける
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2017年3月日録1

3/1(水) やすみと響は鹿児島市内の動物園に行きたがっていたが、天気が雨だった。それで屋内で遊べる「鹿児島市立科学館」(〒8900063鹿児島県鹿児島市鴨池2丁目31-18、電話0992508511、ウェブページhttp://k-kb.or.jp/kagaku/)に行ってみることにした。僕も以前から行きたかった場所だ。
   内容がやすみたちには難しいかと思っていたが、幼児が遊べるような体験型の展示が中心だった。ジャングルジムのような遊具もあるし、地震体験や強風体験もある。複雑な振り子もあるし、真空や磁力の実験もある。「遊びながら科学に興味を持ってもらおう」という意図がよく伝わる内容だった。普段はあまり意識しないが、この世界には不思議な現象がたくさんあるんだなぁと感じた。
3/2(木) 人吉市の一般市民向けにうつ病の支援の話をさせていただいた。一般の方も来られていたが、僕の知っている支援者の方もいた。就労支援に取り組んでいる人もいたし、子育てサークルをしている人もいた。多様な聞き手を相手に話せるのがありがたかった。
  内容としてはどちらかというとうつ病支援の難しさをお話した。自殺の危険があることと、他の精神疾患と合併してあらわれることが多いことを強調した。うつ病の治療には決定打というほどのものはない。なので薬もカウンセリングも環境調整も運動も、いろいろ組み合わせて立ち向かっていかないと手強い相手だということを伝えたかった。
  専門職でない一般の方たちに話すのには、専門用語が使えない難しさがある。でも一方で自分が取り組んでいることを日常語で確認しなおすきっかけにもなる。精神科医療には物理学などのようなはっきりした原理がないので、どうしても論理的には説明しにくい部分がある。でもそのはっきりしないところが精神科の魅力でもあって、あらゆる学問知識や体験的直感などを総動員して、総体的に考えていくおもしろさがある。医療のなかでも、もっとも人文科学的な知識が役立つ分野ではないかと思う。
3/4(土) 吉田病院の家族会で「地域の支援ネットワークの大切さ」というタイトルで話させていただいた。話しながら気付いたのだが、僕はずっと支援ネットワーク作りを目指して模索してきた気がする。ネットワーク作りは短期間で成果が出るものではなく、形が見えてくるのに少なくとも10年間ぐらいはかかる。いろんなところで知り合った支援仲間どうしがつながりあって、大きな織り物のようなつながりの集合体ができつつあるのを最近は感じる。今後どう展開していくのかが楽しみだ。 一般市民に近い人から専門性の高い人までが参加して、多段階での支援を行っていければ、困難なケースでも状況を改善していけると思う。

 

写真1〜3は鹿児島県鹿児島市にある「いおワールドかごしま水族館」で撮った写真です。やすみは鹿児島市に行く度に行きたがります。


写真1 ジンベエザメはゆ〜らりと泳ぐ。

 

写真2 響は魚つり遊びをしたがった。磁石で釣り上げる。

 

写真3 水族館の前の広場でボール遊びをした。

 

写真4〜6は鹿児島県鹿児島市にある「鹿児島市立科学館」で撮った写真です。


写真4 外観。市立図書館と一体になっている。

 

写真5 入り口を入ると、「鳥の目で世界を眺めるような画像」が床に映っていた。地表近くに視点が来たり、宇宙にまで上ったりする。

 

写真6 工作体験のコーナーもあった。やすみは「プラ板」、響(の代わりに僕)は「割れないシャボン玉」を作った。

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